去る2024年5月18日(土)に大阪公立大学文化交流センターにおいて、第3回日韓国際学術学会の2024年度春季大会を開催いたしました。
午前10時の朴一会長による開会挨拶の後、駐大阪大韓民国総領事館・総領事の金亨駿さまよりご祝辞を頂戴いたしました。
第1部の研究発表が2つの部屋に分かれて行われました。セッション1では「関東大震災の美談はいかに記憶されてきたか 」「在日コリアンのアイデンティティ言説の再考 ー若者世代の民族教育とアイデンティティ形成に関する観点からー 」「『毎日新報』連載の「国語」学習教材について 」「韓国の医療状況 — 救急医療の韓日比較 について—」という発表が行われました。
またセッション2では「ダークツーリズムと和解学への試論:五・一八光州民主化運動を事例に」「地方創生における国の思惑と地域間の格差についての研究」「한일 예술문화교류를 통한 미래 사회를 꿈꾸며 (韓日芸術文化交流を通じた未来社会を夢見る)」という発表が行われました。
各セッション共に日韓に関わるテーマはもちろんのこと、それ以外のテーマについても様々な研究領域から報告が行われ、活発な質疑応答により異なる専門領域を持つ研究者らが意見交換をしました。
第2部は昼休みの後、大阪市立総合生涯学習センター第1研修室(ホール)に場所を移して行われました。まず冒頭で、今年9月開催予定の「大田芸術FORUM&日韓国際学術学会共同主菅・大田国際学術セミナー」の案内が行われました。
それに引き続き、本学会副会長でイークリニック院長、李雲柱先生による一般公開講座「アルツハイマー型認知症の早期発見と予防を中心に」 が開かれました。
一般からも数多くご参加いただき、講演後は会場からの質疑も活発に行われ、大変な盛り上がりをみせました。
以上のように、本大会は大盛況のうちに終了いたしました。参加いただいた皆様ならびに準備に携わった皆様に深く御礼を申し上げます。
なお、次回の大会は今年の秋ごろに実施する予定で計画を進めております。詳細が決定いたしましたら、改めて連絡申し上げます。是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。
また、日韓国際学術学会では会員を募集しております。日韓に関係する(特定の専門分野にとどまらない)様々な分野の研究ならびに国際関係への貢献が特徴の学会です。
少しでも興味をいただけましたら、是非学会にご入会頂きますようお願いいたします。
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