2025年度 春季定例研究会の開催報告と御礼

2025年5月17日(土)、近畿大学東大阪キャンパスにて、2025年度春季定例研究会が開催されました。当日はあいにくの雨で足元が悪い中ではありますが、多くの参加者に参加いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。


今回は午前中に学会会員による研究発表を行い、午後に外部ゲストを招待して一般公開講座を行いました。

開会のセレモニーで、朴一会長による開会の挨拶や、金相俊副会長・大会運営委員長による案内などの後、そのまま2つの部屋に分かれて研究発表が行なわれました。


Session1(B館203号室)では、座長の柳采延様による司会で、呉知恩様と金相俊様の発表が40分ずつ行なわれました。Session2(B館202号室)では、座長の中池竜一様による司会で、鍵本聡様と金秀英様の発表が40分ずつ行なわれました。

今回は質疑応答の時間を長めに設定したため、各会場で活発な議論が行なわれました。また観客には大学生も多く参加しており、様々な研究分野の発表に対して学生の視点からも質疑等がありました。


午後の市民公開講座では、丸山政行様の司会で、スポーツドクターとして著名な岩崎安伸様をお招きして、「アスリートのメンタルヘルスと取り巻く社会の役割」について講演を行なっていただきました。

スポーツドクターの視点から、アスリートの身体の健康だけでなく心の健康も含めて、いかに把握しサポートするかについて最新の事例を挙げながらわかりやすくお話いただきました。

参加者からも、大会の決勝などで極限まで張り詰めているアスリートのウェルネスとそれを周囲のサポーターがどのように支えるべきかなどの質問があがり、会場からもこの難しい問題に対する様々な意見があがりました。

以上のように、本研究会は大盛況のうちに終了いたしました。参加いただいた皆様ならびに準備に携わった皆様に深く御礼を申し上げます。

なお、次回の大会は今年の秋ごろに実施する予定で計画を進めております。詳細が決定しましたら、改めて連絡申し上げます。是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。

また、日韓国際学術学会では会員を募集しております。日韓に関係する(特定の専門分野にとどまらない)様々な分野の研究ならびに国際関係への貢献が特徴の学会です。

少しでも興味をいただけましたら、是非学会にご入会頂きますようお願いいたします。